春のレコーディング
- 2012.03.31 Saturday
- 02:21
いやぁ〜、プロ野球開幕戦の緊張感も素晴らしいし、カリオストロの城も素晴らしすぎるね。(卓球も、だ。皆さん芸術的な身のこなしだな…。石川佳純さんの試合見てたら、泣けてきたZE…。)
そんな中、わたくし今日はレコーディングでした。(今日が1日目)。
グムム、グムムム…、
やはりレコーディングは、あらゆる意味で死ぬな…。
自分の曲の未熟さや、自分の編曲の未熟さに直面しますからなあ。(^∀^)
今日は、予定の半分くらいしか録れなかった。曲が難しすぎて。(^^;)
(音楽的には、分かりやすい簡単な曲のつもりです。ただ、歌もピアノも、技術的に難しすぎ)。
最悪、レコーディング日を増やすしかないかもしれないな…。
でも、皆で冗談言い合いながらレコーディングしてましたけどね。
で…、レコーディング後は、先輩テノール氏を強引に誘い、吉祥寺のカレー店“ガネーシャ”へ。
ハーモニカ横丁内にある、小さいカレー店。(アングラ的な(?)、混沌とした雰囲気満点のお店)。
このお店、マジでオススメです!
スパイスが塊でゴロゴロたくさん入っていて、咀嚼するたびに、様々なスパイス風味が口の中に広がる。美味しすぎる…。
Ah〜、それにしても…、話を戻すと、これほど死ぬほど毎日真剣に音楽やってて、自腹切ってレコーディングして…、なぜ、あまり理想通りの曲が作れないのだろう?
共演者の腕前とかのことではなく、自分の曲作りや編曲のことです。
全然、諦めないですけどね〜。
私が素晴らしいと思う「音楽」は、こんなものではないから!
こなくそ〜、頑張ルンバ!ここで一発、もうひとつ壁を越えて…。
ルパンや銭型のような根性・気合い・一途な心、わたくしも見習いたいし、大事にしたい。
いやぁ〜、そんなわけで、『雨ニモマケズ』、好評発売中です(笑)。
割と、尽くすタイプの『雨ニモマケズ』ですので、皆様プレゼント用などにも如何でしょうか。
(関係ないが、だいぶ昔の海外ドラマ、『ロズウェル』DVD、買うか買うまいか悩み中…。)
YMST.
そんな中、わたくし今日はレコーディングでした。(今日が1日目)。
グムム、グムムム…、
やはりレコーディングは、あらゆる意味で死ぬな…。
自分の曲の未熟さや、自分の編曲の未熟さに直面しますからなあ。(^∀^)
今日は、予定の半分くらいしか録れなかった。曲が難しすぎて。(^^;)
(音楽的には、分かりやすい簡単な曲のつもりです。ただ、歌もピアノも、技術的に難しすぎ)。
最悪、レコーディング日を増やすしかないかもしれないな…。
でも、皆で冗談言い合いながらレコーディングしてましたけどね。
で…、レコーディング後は、先輩テノール氏を強引に誘い、吉祥寺のカレー店“ガネーシャ”へ。
ハーモニカ横丁内にある、小さいカレー店。(アングラ的な(?)、混沌とした雰囲気満点のお店)。
このお店、マジでオススメです!
スパイスが塊でゴロゴロたくさん入っていて、咀嚼するたびに、様々なスパイス風味が口の中に広がる。美味しすぎる…。
Ah〜、それにしても…、話を戻すと、これほど死ぬほど毎日真剣に音楽やってて、自腹切ってレコーディングして…、なぜ、あまり理想通りの曲が作れないのだろう?
共演者の腕前とかのことではなく、自分の曲作りや編曲のことです。
全然、諦めないですけどね〜。
私が素晴らしいと思う「音楽」は、こんなものではないから!
こなくそ〜、頑張ルンバ!ここで一発、もうひとつ壁を越えて…。
ルパンや銭型のような根性・気合い・一途な心、わたくしも見習いたいし、大事にしたい。
いやぁ〜、そんなわけで、『雨ニモマケズ』、好評発売中です(笑)。
割と、尽くすタイプの『雨ニモマケズ』ですので、皆様プレゼント用などにも如何でしょうか。
(関係ないが、だいぶ昔の海外ドラマ、『ロズウェル』DVD、買うか買うまいか悩み中…。)
YMST.
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春を食す
- 2012.03.26 Monday
- 19:17
先ほど、桜餅を食べた。
道明寺タイプだ。
俺は、桜餅は、道明寺タイプをこよなく愛する。
しょっぱい桜の葉と、甘い餡と、粒状に粘りのある餅…、
どれが欠けてもいけないし、他に余計なものもいらない。
口に入れた瞬間に広がる春!爛漫!
あまりの完成度の高さと、口の中に広がる春の香りに、俺は泣いた…。
道明寺の写真は、撮らなかった。
なぜなら、写真を撮ろうと思い付いた時には、すでに俺の胃袋に落ちていたからだ。
ふと気づいたが…、インドカレーしかり、桜餅しかり…、俺は、単に「甘い」とか「しょっぱい」以上に、香りや香辛料に心を打たれる傾向が、無いとは言えない。(多分、ある)。
まあ、それはいい。
ともかく、2012年の春が来たのだ。
『雨ニモマケズ』、好評発売中。
見る夢はオールカラー!作曲者に、励ましの信(てがみ)を。(中国ではこう書く)。
※最後のは、初期のドラゴンボールを、ジャンプで読んでいないと分からないネタですね…。m(__)m
道明寺タイプだ。
俺は、桜餅は、道明寺タイプをこよなく愛する。
しょっぱい桜の葉と、甘い餡と、粒状に粘りのある餅…、
どれが欠けてもいけないし、他に余計なものもいらない。
口に入れた瞬間に広がる春!爛漫!
あまりの完成度の高さと、口の中に広がる春の香りに、俺は泣いた…。
道明寺の写真は、撮らなかった。
なぜなら、写真を撮ろうと思い付いた時には、すでに俺の胃袋に落ちていたからだ。
ふと気づいたが…、インドカレーしかり、桜餅しかり…、俺は、単に「甘い」とか「しょっぱい」以上に、香りや香辛料に心を打たれる傾向が、無いとは言えない。(多分、ある)。
まあ、それはいい。
ともかく、2012年の春が来たのだ。
『雨ニモマケズ』、好評発売中。
見る夢はオールカラー!作曲者に、励ましの信(てがみ)を。(中国ではこう書く)。
※最後のは、初期のドラゴンボールを、ジャンプで読んでいないと分からないネタですね…。m(__)m
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春の曲
- 2012.03.26 Monday
- 19:10
ちなみに、私が大好きな春の曲と言えば…、
キャンディーズ『春一番』、柏原よしえ『春なのに』、木下牧子『春に』、シューマン『美しき五月に(詩人の恋)』、シューベルト『春の信仰』、トスティ『四月』、AKB48『桜の花びらたち』、AKB48『桜の栞』、AKB48『桜の木になろう』、一青窈『ハナミズキ』、松田聖子『赤いスイートピー』、あたりかな〜。あ、あと拙作、『Prelude〜芽吹き〜』も(笑)。
他にも多々あるかもしれないが、今パッと思い付いたのは、だいたい上記。いずれの曲も、春の持つ独特の空気感…、切なさ・清楚さ・清々しさ・初々しさ等が、見事に表現されていると思う。(いずれの曲も、好きすぎて死にたくなるレベル。好キスギテ、オレ、死ンジャウヨ…。)
あと、ベートーヴェンの『春』(ヴァイオリンソナタ)は、もちろん超絶に大好きですけど、あれは、作曲者自身が付けたタイトルではないので…。(でも、聴いたことない方には、ぜひオススメしたい曲です!全楽章、素晴らしい。ついでに、ヴァイオリンソナタ『クロイツェル』も、マジでカッコ良くて深みもあって、超ゥ〜素晴らしい曲。併せてオススメ!)
キャンディーズ『春一番』、柏原よしえ『春なのに』、木下牧子『春に』、シューマン『美しき五月に(詩人の恋)』、シューベルト『春の信仰』、トスティ『四月』、AKB48『桜の花びらたち』、AKB48『桜の栞』、AKB48『桜の木になろう』、一青窈『ハナミズキ』、松田聖子『赤いスイートピー』、あたりかな〜。あ、あと拙作、『Prelude〜芽吹き〜』も(笑)。
他にも多々あるかもしれないが、今パッと思い付いたのは、だいたい上記。いずれの曲も、春の持つ独特の空気感…、切なさ・清楚さ・清々しさ・初々しさ等が、見事に表現されていると思う。(いずれの曲も、好きすぎて死にたくなるレベル。好キスギテ、オレ、死ンジャウヨ…。)
あと、ベートーヴェンの『春』(ヴァイオリンソナタ)は、もちろん超絶に大好きですけど、あれは、作曲者自身が付けたタイトルではないので…。(でも、聴いたことない方には、ぜひオススメしたい曲です!全楽章、素晴らしい。ついでに、ヴァイオリンソナタ『クロイツェル』も、マジでカッコ良くて深みもあって、超ゥ〜素晴らしい曲。併せてオススメ!)
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春の買い物
- 2012.03.26 Monday
- 19:04
今日、『桜色卒業』を買った。コレ、いわゆる“春ソング”かな。ZOPP氏の作詞が、今回も素晴らしい。(カップリング曲、『バレバレ・バレンタイン』の歌詞も、凄すぎて唖然とした)。行間に息づく感受性・美意識・遊び心…、無駄がなくキリッと引き締まっているが、詰め込みすぎない“ゆとり”も感じる。一つの歌の中に、ストーリー性や時間の経過があるし。すげえ!ほとんど、歌詞目当てで買いました。(マンガ&アニメ『神のみぞ知るセカイ』は、作品自体も大好きだけど、関連CDは、曲や歌詞が大好きなのです。特に、アニメOP主題歌には、心底感動しました)。
あと、supercellさんの1stアルバムと、『The Everlasting Guilty Crown』も買った。supercellさんは、単なる最先端サウンドなだけの作品ではないと、私は感じます。(一過性の流行りものではない、普遍的な素晴らしい音楽性)。切なくて胸に突き刺ささってくるような感じ、プラス、抑圧された感情を解放する感じ?(ま、曲にもよるでしょうし、感じる感触も、聴く人によって異なるでしょうけど)。
ちょっとでも気になった曲は、たいていCD買ってしまいますよ〜。
あと、supercellさんの1stアルバムと、『The Everlasting Guilty Crown』も買った。supercellさんは、単なる最先端サウンドなだけの作品ではないと、私は感じます。(一過性の流行りものではない、普遍的な素晴らしい音楽性)。切なくて胸に突き刺ささってくるような感じ、プラス、抑圧された感情を解放する感じ?(ま、曲にもよるでしょうし、感じる感触も、聴く人によって異なるでしょうけど)。
ちょっとでも気になった曲は、たいていCD買ってしまいますよ〜。
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最終リハ
- 2012.03.26 Monday
- 18:59
今日は、最終リハでした。(自主製作企画CD、第二段のためのだ)。
今回協力して下さる先輩テノール氏、先輩ピアニスト氏には、本当に感謝。若造の私がダメ出しとかしても、嫌な顔するどころか、むしろ積極的に新しい方法にチャレンジして下さる。素敵な男達だな。私もそうありたい、と思う。
それはそうと…、もちろんレコーディングに集中して、良い作品に仕上げたいけれど…、「はやく新しい曲を作りたいものだ」、とも思う。(^^;)
今回のレコーディング曲も、森さんとのCDも…、今後、合唱用に編曲したり、楽譜出版したり、色々、多方面にアピールしなければならないけど…、本音を言えば、これらの曲にチンタラ関わっているより、新しい詩や新しいコンセプトを探したい…。もっともっと、魂やハートに迫る曲を作りたい…。
まあ、まずは、今作品のレコーディングやリリースに集中致しますが!(合唱用にもアレンジするつもりですし!)
今回協力して下さる先輩テノール氏、先輩ピアニスト氏には、本当に感謝。若造の私がダメ出しとかしても、嫌な顔するどころか、むしろ積極的に新しい方法にチャレンジして下さる。素敵な男達だな。私もそうありたい、と思う。
それはそうと…、もちろんレコーディングに集中して、良い作品に仕上げたいけれど…、「はやく新しい曲を作りたいものだ」、とも思う。(^^;)
今回のレコーディング曲も、森さんとのCDも…、今後、合唱用に編曲したり、楽譜出版したり、色々、多方面にアピールしなければならないけど…、本音を言えば、これらの曲にチンタラ関わっているより、新しい詩や新しいコンセプトを探したい…。もっともっと、魂やハートに迫る曲を作りたい…。
まあ、まずは、今作品のレコーディングやリリースに集中致しますが!(合唱用にもアレンジするつもりですし!)
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春
- 2012.03.25 Sunday
- 13:33
まだ少し肌寒いけど、空気のニオイとか、もう完璧に春ですね!
そーですね!
いやぁ沈丁花の香りを含む微風、心地良すぎる…。
沈丁花の香りに包まれて見る、菜の花や梅の花。清楚で可憐で美しすぎる…。(好きすぎる。まるで桃源郷じゃないか)。
あと、つくしとか、オオイヌノフグリとか。
都心でも充分に春を感じるけど…、ちょっと郊外へ仕事で行くと、あまりの春の息吹きに、土の上を裸足で歩きたくなったりします。
…などと言っているうちに、次回作CDのレコーディングが、もう来週に迫ってきているじゃあないか!(ノ*゚▽゚)ノ
そーですね!
いやぁ沈丁花の香りを含む微風、心地良すぎる…。
沈丁花の香りに包まれて見る、菜の花や梅の花。清楚で可憐で美しすぎる…。(好きすぎる。まるで桃源郷じゃないか)。
あと、つくしとか、オオイヌノフグリとか。
都心でも充分に春を感じるけど…、ちょっと郊外へ仕事で行くと、あまりの春の息吹きに、土の上を裸足で歩きたくなったりします。
…などと言っているうちに、次回作CDのレコーディングが、もう来週に迫ってきているじゃあないか!(ノ*゚▽゚)ノ
色々、準備セネバ。
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2012.3.23
- 2012.03.23 Friday
- 22:10
『草枕』のカレー。(辛さは4番。今日は“発酵バター”とやらをトッピングしてみた)。
不思議なカレーだ。
派手に美味しいわけではないのに、なぜか最近病み付き…。しょっぱさ成分がゼロで、一皿に玉葱一つが丸々使われているらしく、実にスパイシー&ヘルシー。ネセサリー!
「舌」より、「身体」全体が喜ぶ感じ?すんげえ汗かくし!
(店内のスパイス臭が恐ろしいほどで、まるでスパイスアロマのサウナ!)
また行こ。
カレーと向き合いてえ。俺は、カレーと向き合って生きてえ。
(わたくしは、こういうサイトを利用して、カレーと向き合っております。)
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追記
- 2012.03.23 Friday
- 22:08
そうそう、前回記事で書いた、『氷砂糖をほしいくらいもたないでも』ですけど。そう言えば、この曲は、去年の大震災直後、(確か4月頃)…、悲惨すぎるニュース映像を見ながら、頻発する余震に揺られながら、非常に落ち込んだ気分の時に、作曲したのでした。(節電による、暗い部屋の中で)。
だから何ってわけじゃないし、だからと言って、この歌に価値があるとか言うつもりもありませんけどね。今日、ふと、そんなことを思い出した。
だから何ってわけじゃないし、だからと言って、この歌に価値があるとか言うつもりもありませんけどね。今日、ふと、そんなことを思い出した。
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『氷砂糖をほしいくらいもたないでも』について
- 2012.03.22 Thursday
- 15:51
CD『雨ニモマケズ』。昨日、無事に発売されました。
嬉しいご感想も、既に多数いただいています。
ありがとうございます!
全3曲のCD…、表題作は『雨ニモマケズ』ですが、残り2曲にも、もちろん愛着あります。
特に、『氷砂糖をほしいくらいもたないでも』。
この歌詞は、私は、賢治の書いた言葉の中で、最も感動した言葉の一つです。
『注文の多い料理店』の序文に作曲したのですが、何とまあ、綺麗で神秘的で奥深い文章ですね…。
賢治が書いたままを引用しますと、
「わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。
またわたくしは、はたけや森の中で、ひどいぼろぼろのきものが、いちばんすばらしいびろうどや羅紗や、宝石いりのきものに、かわっているのをたびたび見ました。
わたくしは、そういうきれいなたべものやきものをすきです。」
私は、この文章は、この地球やこの世界へのラブレターのようにも感じます。
あるいは、「人はパンのみにて生きるにあらず」と言い換えることが出来るかもしれません。
それを、道徳的・説教的・教訓的な言い方にせず、極上の美しいイメージとファンタジーで表現するあたり…、やはり素晴らしいと思いますし、
あと、「わたしたちは」という冒頭によって、目線や感性が、自分自身ばかりに向いておらず、視野が広い感触を受けます。
アーチストにありがちな(?)、自分のセンスや価値観ばかりを礼賛する雰囲気が少なく、人類全体に共通する、普遍的な真理を探究している印象さえ感じます。
(ただし最後は、「わたくしは」と、思い切り個人的な心情を吐露しています。それによって、価値観やイメージを他者に強要しない、「あくまで自分自身の狭い目線でしかない」という謙虚さも感じられます)。
それ以外にも、色々なことを感じさせてくれるし、心の奥深くに、すっと染み込んでくるような感じがします…。
今回、この賢治の文章に作曲させて頂いたことによって、私自身も、この地球や世界に対して、私なりの切ないラブレターが書けたような気がしています。
(私は子供の頃から、心の中に、常に切ない感情が渦巻いていて…、いつも、なぜか、そこはかとなく哀しくて、愛しくて、やりきれなくて…。で、そういう切ない感情を洗いざらい作品にして吐き出すまでは、私の心に安らぎは来ないのではないかと、ずっと感じていました。今作では、「洗いざらい」とまでは行かないかもしれませんが、そういう切ない感覚も、自分なりに作品に込めたつもりです。歌詞も、「好きです!好きです!」と、切ないくらい連呼してますしね(笑)。勿論、まだまだ未熟な、独り善がりな曲かもしれませんが)。
とは言え、このCDは、私だけの個人的な作品でもないです。
嬉しいご感想も、既に多数いただいています。
ありがとうございます!
全3曲のCD…、表題作は『雨ニモマケズ』ですが、残り2曲にも、もちろん愛着あります。
特に、『氷砂糖をほしいくらいもたないでも』。
この歌詞は、私は、賢治の書いた言葉の中で、最も感動した言葉の一つです。
『注文の多い料理店』の序文に作曲したのですが、何とまあ、綺麗で神秘的で奥深い文章ですね…。
賢治が書いたままを引用しますと、
「わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。
またわたくしは、はたけや森の中で、ひどいぼろぼろのきものが、いちばんすばらしいびろうどや羅紗や、宝石いりのきものに、かわっているのをたびたび見ました。
わたくしは、そういうきれいなたべものやきものをすきです。」
私は、この文章は、この地球やこの世界へのラブレターのようにも感じます。
あるいは、「人はパンのみにて生きるにあらず」と言い換えることが出来るかもしれません。
それを、道徳的・説教的・教訓的な言い方にせず、極上の美しいイメージとファンタジーで表現するあたり…、やはり素晴らしいと思いますし、
あと、「わたしたちは」という冒頭によって、目線や感性が、自分自身ばかりに向いておらず、視野が広い感触を受けます。
アーチストにありがちな(?)、自分のセンスや価値観ばかりを礼賛する雰囲気が少なく、人類全体に共通する、普遍的な真理を探究している印象さえ感じます。
(ただし最後は、「わたくしは」と、思い切り個人的な心情を吐露しています。それによって、価値観やイメージを他者に強要しない、「あくまで自分自身の狭い目線でしかない」という謙虚さも感じられます)。
それ以外にも、色々なことを感じさせてくれるし、心の奥深くに、すっと染み込んでくるような感じがします…。
今回、この賢治の文章に作曲させて頂いたことによって、私自身も、この地球や世界に対して、私なりの切ないラブレターが書けたような気がしています。
(私は子供の頃から、心の中に、常に切ない感情が渦巻いていて…、いつも、なぜか、そこはかとなく哀しくて、愛しくて、やりきれなくて…。で、そういう切ない感情を洗いざらい作品にして吐き出すまでは、私の心に安らぎは来ないのではないかと、ずっと感じていました。今作では、「洗いざらい」とまでは行かないかもしれませんが、そういう切ない感覚も、自分なりに作品に込めたつもりです。歌詞も、「好きです!好きです!」と、切ないくらい連呼してますしね(笑)。勿論、まだまだ未熟な、独り善がりな曲かもしれませんが)。
とは言え、このCDは、私だけの個人的な作品でもないです。
森圭一郎さんの、魂の底から溢れるような歌も最高すぎます!めちゃくちゃ切ないし、めちゃくちゃ力強い。ハンパねー。
(『そしてわたくしはまもなく死ぬのだらう』の、Topo洋平のケーナなんかも最高ね〜)。
(『そしてわたくしはまもなく死ぬのだらう』の、Topo洋平のケーナなんかも最高ね〜)。
あと、何より、宮沢賢治先生の存在が大きいです。
加えて、聴いて下さった方一人一人の心や感性も反映されるのではないかな?とも、図々しくも、思っております。(それは、このCDに限ったことではありませんが)。
出来れば、たくさんの方に聴いてほしいなぁ、と思います。
P.S.
それから、まだ先ですが、5月14日(月)にライブもやりますので、よろしければ、そちらもお願い致します!
■場所
草加シュガーヒル
■予約・お問い合わせ
048-927-7489
■料金
1set¥2,000、2set¥3,000、+order。
■時刻
OPEN 18時30分
LIVE 19時30分〜
■出演
森圭一郎(ヴォーカル、ギター)
山下晋平(ピアノ)
山下Topo洋平(ケーナ、サンポーニャ)
※(宮沢賢治先生は、都合により、この日は出演されません)。
出来れば、たくさんの方に聴いてほしいなぁ、と思います。
P.S.
それから、まだ先ですが、5月14日(月)にライブもやりますので、よろしければ、そちらもお願い致します!
■場所
草加シュガーヒル
■予約・お問い合わせ
048-927-7489
■料金
1set¥2,000、2set¥3,000、+order。
■時刻
OPEN 18時30分
LIVE 19時30分〜
■出演
森圭一郎(ヴォーカル、ギター)
山下晋平(ピアノ)
山下Topo洋平(ケーナ、サンポーニャ)
※(宮沢賢治先生は、都合により、この日は出演されません)。
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