スターウォーズ、生徒諸君、レビューなど

昨夜「スターウォーズ」放送していて、つい見てしまいました。

初期三部作、中学生頃から何度も見ているのに。^^;

(ちなみに新三部作(エピソード1〜3)は、私も失望した者です)。

昨夜はエピソード5と6が放送していました。

スターウォーズシリーズで、一番好きなところです。

「帝国の逆襲」のラストからエンドロールの流れとか好きすぎて、音楽も考えられないほど素晴らしい。



ストーリーのことは置いておいて、音楽のことを書くと、言うまでもなく素晴らしいの一言。

メインテーマ曲、ダースベイダー曲、ルーク曲、ヨーダ曲など、全ての音楽が素晴らしく、王道で壮大でロマンティックですが、たまに、めちゃくちゃ強引なコード進行があったりして(笑)、

それでも自然に聞こえるというのは、作曲家ジョン・ウィリアムズの天才的な手腕なのでしょう。



私は合唱や歌ものばかり作っていますが、実は、なにげに影響は大きいです。

例えば拙作「生徒諸君に寄せる」は、自分なりには、ジョン・ウィリアムズとベートーヴェンの影響が大きい作品です。



「生徒諸君に寄せる」(作詩:宮沢賢治 作曲:山下晋平)





さて今年も、まあまあ頑張った。

収入などに繋がらないのが悲しいところだが。^^;

特に今年は、所属しているメタルバンドで作曲・編曲を一部担当させて頂き、不器用ながら死力を尽くした。



とても成長できたし、自分の力量不足も痛感した。

来年も、この方向にさらに踏み込んで、何かしらの成果か、

もしくは成果まで行かなくても、理想の作曲に近づけるよう、一歩づつでも半歩づつでも研究していきたい。





さて、そんな想いもあり、ここ数日は、今まであまり聞き込めていなかったアルバムを聞いていました。

メタルやシンフォニックなロック中心ですが。

仮に気に入らなくても、物凄く勉強になりますね。



聞いていたのは、次のアルバム。

以下、一言レビューというか、一言感想を添えて。

■PATH FINDERの2ndアルバム。聞きながら、「とにかく明るいPATH FINDER」と呟いた。アルバム後半や日本版ボーナストラックが、笑っちゃうほど明るい。(1stは、そこまで明るい印象は無かったのですが)。ヴォーカルさんのハイトーン芸(?)が最初うざかったのですが、アルバム後半は、むしろ楽しみにしている自分もいた!?バカっぽくて素晴らしい。アルバム序盤こそ、頻繁なリズムチェンジ・音域の広すぎる歌メロ・細切れな構成に落ち着かなかったが、中盤からガッツリ楽しめた。メロディーがロマンティックで、聞いていると心のキャパシティが広がるようで、大変好ましい。また何度も聞きたい。良かったです!


■HEAVENLYの3rdアルバム。聞きながら、「安心してください、パクってませんよ」と言いたくなった。実際には、某大御所バンドのメロディーを、ほぼそのままパクっていますが…。でも久々に聞いたけど、以前聞いた時より楽しめた。というかこれ、名盤ですね!アレンジ的に、参考にしたいところもたくさん。

■Rhapsodyの2ndアルバム。今まで2ndは、1〜2回しか聞いていなかったので、あらためて聞いてみた。素晴らしかったが、クラシック合唱曲のテンプレっぽいフレーズや、よくある民謡調テンプレっぽいフレーズをパクって、それを自分の作品にそのまま流用してしまうような作曲方法だけは、やはり、あまり好きになれない。(「作曲」というより「引用」や「コラージュ」じゃん?と突っ込みたくなるところ満載)。…でも、とてつもなく素晴らしいアルバムでした。テンプレ流用や引用だけではなく、自力で作曲している部分も、ちゃんとあるし。

■ADAGIOの1stと2ndアルバム。久々に聞きましたが、やはり何度聞いてもダメだった。ここまで演奏とアレンジが完璧なのに、ここまで好きになれないアルバムも珍しい。好きな方、すみません…。^^;

■DARK MOORの6thアルバム。相当良かったけど、彼らの2ndアルバムや3rdアルバムのような、圧倒的なメロディーの美しさは感じられなかった。まあ、2ndと3rdが奇跡的に良すぎるのでしょうけど…。


■WUTHERING  HEIGHTSの4thアルバム。曲調やリズムパターンがころころ変化しすぎ。せわしない。良いフレーズは多いのだが、歌の作品として、どっしり安定していない。「木を見て森を見ず」な感じの作曲。もちろん、そこが長所でもあるかもしれない。ころころ変わる変幻自在な刺激性ゆえに、好きになる人もいるかもしれない…。ハマる人はとことんハマる気がします。

■EQUILIBRIUMの3rdアルバム。何曲かは気に入りましたが、やはり「民謡調テンプレ風メロディー」を、そのままパクっているような曲は、イマイチ好きになれない。(あと、ブルース要素も好きになれない)。でも、1曲目と8曲目は、聞きながらガッツポーズ連発でした。素晴らしい!とてつもなく感動的じゃあないか!…さて3rd、私は2ndより気に入りました。2ndは、それこそ「よくある民族調メロディー」をそのまま借用しているような曲が多く、ある意味クラシックより古臭く、手垢のついた音楽に感じられ、(作曲家が自力で作曲していない印象)、何度も繰り返し聞く気にはなれなかった。(たまに、Rhapsodyなどにも同じことを感じる)。しかし3rdは、借り物のフレーズではなく、作曲家が自分自身の歌を奏で、自分自身の心を表現しているようなフレーズが多々あり、「そうこなくては!」と思わせてくれた。やはり私は、何らかの「ジャンルっぽさ」「○○っぽさ」を聞きたいわけではなく、その作曲家自身の魂に触れたいのだ。(例えばバッハなら、「バロックっぽさ」「ドイツっぽさ」という要素はもちろん強いのだが、それ以上に、バッハ自身の感性・美意識・職人芸が感じられるから、私は何度も聞きたくなるし、弾きたくなるのである)。


■LUCA TURILLIの1stアルバム。ダメでした。(個人の感想です)。Rhapsody以上に、テンプレートの借用・流用・引用のみで作曲している印象。…もちろん作曲というものは、ある程度、音楽の伝統・常識・形式などに則って表現するものだとは思うが、もう少し独自のこだわりや霊感が欲しい。(民謡調フレーズも、一回目=ブレイクしてリズム無し、二回目=リズム疾走、みたいなワンパターンが多すぎる)。ベルトコンベヤー式に、テンプレやパターンだけで作っている印象でした。要は、ほとんどのフレーズが理論・理性で割り切れてしまうので、ワクワク感やファンタジーが乏しいというか、左脳的すぎる印象を受けてしまうのです…。私には、心惹かれるフレーズやメロディーがあまり無かったです。あと女声合唱の声質・技術・音程なども稚拙だと思う。(ソロのソプラノは良いと思います)。Rhapsodyの幾つかのアルバムは好きなのですが…。「どちらも同じでは?」という方もいるかもしれませんが、作曲クオリティーが雲泥の差に思われます。…以上、全て個人的感想・個人的主観ではありますが。

■TURISASの3rdアルバム。1stと2ndが大好きだったが、3rdは未聴だった。とても良かったです!1st、2nd以上に好きかも。このバンドは、よくあるクラシックフレーズや、よくある民謡調フレーズも、ただパクって借用せずに、独自の創作・工夫・味わいを施すことが多いので素晴らしい。(転調・リズム・フレーズ作りに、ハッと驚く独自性が多く、なおかつ、分かりやすい爽快感・娯楽性も大事にしている)。独自性と普遍性がどちらも際立っていて、素晴らしいと思いました。ド派手なメイクばかり注目されがちなバンドだけど、とにかく作曲の実力が見事だと思う。(「民謡っぽさ」「ヴァイキングっぽさ」が感じられつつも、そこがメインではなく、ちゃんと作曲家の個性・感性・感情がメインに伝わってくる。理論・理性では解明できないフレーズが多いので、ハートからハートに伝わる感覚がある)。個人的には、2曲目と3曲目が特にお気に入りです。そして8曲目の壮大な盛り上がりは、とてつもない!






全て個人の感想です。

酷評したアルバムも、単に私がそう感じただけで、もちろん気に入る方もいらっしゃると思います。

しかも私も日々、思うがままに作曲できているわけでもない。

酷評したバンドの作曲家さんにも、もちろん応援やリスペクトの気持ちは常に持っています。

…逆に言えば、自分の作品を酷評することも、私は少なくないですし。




私はパクリに厳しいようですが、そういうわけでもないです。


作曲というものは、ある程度、音楽の伝統・常識・形式などに則って表現するものだと思っていますし。

(音楽の「型」を勉強して、それを借用・応用して自分の作品を作るのは、むしろ大切なことだと思っています)。



有名どころだと、例えばモーツァルトなども、「ソナタ形式」とか「ロンド形式」というような、伝統的な「型」「ルール」に則って作曲している…、

でも、フレーズ自体は彼の霊感に基づいているので、問題無いと思います。(問題無いというか、言うまでもなく素晴らしい)。

逆にベートーヴェンなんかは、あまり型・ルールには縛られず、それらをしっかり勉強したうえで、かなり自由に伝統や形式を破壊したタイプですね。



ちなみにベートーヴェンタイプの音楽家の場合、「形式や伝統を破壊する」ということ自体を目標にしてしまうと、作品に分かりやすさ・普遍性・娯楽性が無くなってしまうケースが多い気がします。

モーツァルトタイプの音楽家の場合、己の霊感・魂・美意識などを使わず、あまりにもテンプレートの借用・流用だけで作ってしまうと、魂込めずにベルトコンベヤー式に作っている印象がしてしまいます。

…もちろん音楽家のタイプなんて、きっちり分けられるはずもなく、現代日本人の多くは、伝統・形式を大事にしつつ、なおかつ、自分の心からストレートに出たようなフレーズ・サウンドも追求している方が多いと思いますが。







では最後に、レビュー最後のTURISASの有名な曲を貼っておきます。



TURISAS「Battle Metal」。彼らの最も有名な曲。ストレートでシンプルで分かりやすい、熱血な曲。人生を鼓舞してくれる力の有る曲だと思う!






TURISAS「Ten More Miles」。冒頭のメロディーとコード進行、素晴らしい!渋い低音ヴォーカルも好きである。

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